PROFILE
HN:
よぅ嬢
年齢:
42
性別:
女性
誕生日:
1982/09/18
COMMENT
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The 5th anniversary
すごく暑い日だった。
前日も朝方まで遊んでいた私は、初デートにも関わらず遅刻。
待ち合わせの時間を遅らせて、公園前で申し訳なく待っていた。
蝉が騒々しいな。
木陰でも暑いわ。
暴走気味の青いミニ到着。
オーバーヒートしそうなミニで、ビリヤード場へ。
華奢な彼の綺麗なフォームと丁寧なキューさばきに惚れ惚れ。
「男の子は、初デートには得意なことを披露できる場所を選ぶべき!」
と悟ったわ。
まぁ、彼は計画犯ではなく確信犯だったけれども。
夕食は中華。
「少食だから、あまり食べれないんだけど…」
あぁ、猫被りなんて思われたら嫌だわ、と思いながらも事実を伝えた。
「好きなものを好きなだけ食べたらいい。残してもいいからね」
彼も少食らしく、そう言いながら単品料理を何品か注文した。
「残さず食べなさい」
としか言われたことがなかったから嬉しくて、一気に肩の力が抜けた。
変なプレッシャーから解放されて、なんとなく完食した。
そして、
「この人、いいな…」
ほんのり想った。
食事中に音楽の話で盛り上がったから、彼の家でギターを弾くことに。
彼のハイスタを聴きながらビールを呑んでいた私を見て、
「ビール呑めるんだね」
と言ってニコッと笑った。笑ったら、小さな目が更に小さくなった。
後で聞いた話、彼は一緒にビールを呑める人が好きなのだとか。
公園まで送って頂いて、車を降りる前、思わず訊いてしまった。
「また会える?」
言われたことは何度もあったけど、自分から言ったのは初めてだった。
「それは女が言う台詞ではなく、男に言わせるもの」
私のポリシーだったのに。
その直前の合コンで失敗した私に、
「携帯の番号を聞けば良かったのに、なんで?」
と訊いた友達にもバッサリ言い放ったもの。
「それは女としてのプライドが許さない!」
すごく高飛車だった私が、うっかり言ってしまった…少し後悔。
「もちろん!また今度ね」
また目を小さくさせながら彼は笑った。
そして、相変わらずミニを暴走させながら彼は帰って行った。
これは五年前の話。
五年前の八月四日の話。
こんなに鮮明に思い出せるのに、もう五年も経ってしまったんだね。
当時、19歳だった私は24歳に、24歳だった彼は29歳になった。
あの日の彼の年齢に追い付いた。来月には追い越してしまう。
よく考えると、既に私の人生の五分の一は彼と一緒なのです。
金髪も合コンも夜遊びもやめて、すっかり落ち着いたのは彼のお陰。
彼と出逢えたことに感謝!
これからも一緒に居られますように…
残念ながら今日は会えなかったけど、明日はお祭りデートです!
前日も朝方まで遊んでいた私は、初デートにも関わらず遅刻。
待ち合わせの時間を遅らせて、公園前で申し訳なく待っていた。
蝉が騒々しいな。
木陰でも暑いわ。
暴走気味の青いミニ到着。
オーバーヒートしそうなミニで、ビリヤード場へ。
華奢な彼の綺麗なフォームと丁寧なキューさばきに惚れ惚れ。
「男の子は、初デートには得意なことを披露できる場所を選ぶべき!」
と悟ったわ。
まぁ、彼は計画犯ではなく確信犯だったけれども。
夕食は中華。
「少食だから、あまり食べれないんだけど…」
あぁ、猫被りなんて思われたら嫌だわ、と思いながらも事実を伝えた。
「好きなものを好きなだけ食べたらいい。残してもいいからね」
彼も少食らしく、そう言いながら単品料理を何品か注文した。
「残さず食べなさい」
としか言われたことがなかったから嬉しくて、一気に肩の力が抜けた。
変なプレッシャーから解放されて、なんとなく完食した。
そして、
「この人、いいな…」
ほんのり想った。
食事中に音楽の話で盛り上がったから、彼の家でギターを弾くことに。
彼のハイスタを聴きながらビールを呑んでいた私を見て、
「ビール呑めるんだね」
と言ってニコッと笑った。笑ったら、小さな目が更に小さくなった。
後で聞いた話、彼は一緒にビールを呑める人が好きなのだとか。
公園まで送って頂いて、車を降りる前、思わず訊いてしまった。
「また会える?」
言われたことは何度もあったけど、自分から言ったのは初めてだった。
「それは女が言う台詞ではなく、男に言わせるもの」
私のポリシーだったのに。
その直前の合コンで失敗した私に、
「携帯の番号を聞けば良かったのに、なんで?」
と訊いた友達にもバッサリ言い放ったもの。
「それは女としてのプライドが許さない!」
すごく高飛車だった私が、うっかり言ってしまった…少し後悔。
「もちろん!また今度ね」
また目を小さくさせながら彼は笑った。
そして、相変わらずミニを暴走させながら彼は帰って行った。
これは五年前の話。
五年前の八月四日の話。
こんなに鮮明に思い出せるのに、もう五年も経ってしまったんだね。
当時、19歳だった私は24歳に、24歳だった彼は29歳になった。
あの日の彼の年齢に追い付いた。来月には追い越してしまう。
よく考えると、既に私の人生の五分の一は彼と一緒なのです。
金髪も合コンも夜遊びもやめて、すっかり落ち着いたのは彼のお陰。
彼と出逢えたことに感謝!
これからも一緒に居られますように…
残念ながら今日は会えなかったけど、明日はお祭りデートです!
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