90年代

汗を拭って歩いた道 野原で見つけた小さな花♪

つい歌った。懐かしい曲。


明日から後期が始まる。定期を買いに行くため、久々に中学の通学路を歩いた。

10年！中学時代は10年も前の話かぁ。
そのわりには記憶が鮮明。この道を歩くと思い出すから、あまり歩きたくない。

好きな人・もの、両の手で数えられるほどしか持っていなかった。

学校が嫌いとか、勉強が嫌いとか、友達が嫌いとか、そういう問題は無かったけど、

ただ漠然と、

呼吸が面倒だった。

高校に入学しても、たいして変わりばえもせず。

誰よりも自分は不幸だと感じていた。
環境云々の問題以前に、自ら不幸だと思い込んでいたこと自体を憐れに思う。

可愛げの無い、根暗のガキだったなぁ。
今の自分に可愛げがあるか否かはさておきw


そんなわけで、あの頃の自分を思い出すのは苦手。
友達の昔話で笑うのは大好きだけど。殴


底辺まで落ちてフッ切れたことは多々あるから、プラマイゼロかな。
好きな人が増えたから、むしろプラスかも。

今の暮らし、わりと気に入ってる。わりとね。

「今は何をされているんですか？」
と訊かれて、
「高校生でぇすっ☆(むっちゃ笑顔)」
と返したとき、相手が動揺したり混乱したりするさまを見るのも好き。殴


多分そのうち過去に同情することもなくなるんじゃないかなぁ、と思う。
「私ってマジでイタい奴だったな～」
と笑い飛ばすには、まだ青過ぎるのでしょう。頑張って精進しましょう。


…つまらないことを考えながら、中学ジャージ(裾は切りっぱなし)をパジャマにしている今日この頃。色気皆無。屍