手

弱音ばかりで申し訳ないけど・・・・・と先に断りつつ。



二月に親知らずを抜いて以来、本調子に戻らない。
ほとんど学校にも行けなかったから、単位が取れたのも奇跡みたい。
遊びに行っても、また調子が悪くなるのが怖くて心から楽しめない。

せめて体重が3kgほど増えてくれたらいいのに。
せめて平熱が1度ほど上がってくれたらいいのに。
せめて血圧が100/60くらいになったらいいのに。

努力すれば報われるのなら、既に健康体であるはずなのに。

「思い切って気分転換したら、意外と元気になるかも」
無茶な理屈こねて、意地になってスポーツして、調子が狂って悪化して。

四月に新学期が始まるけれど・・・
まともに通学できるのか、卒業年次なのに卒業できるのか。
不安で胃が痛い。
そうやって心配してストレス溜めても、何も変わらないのにね。
世の中、なるようにしかなりません。

せめて気を紛らわせようと、こうしてネットしている次第。
携帯電話、本当に便利。



調子が悪いときほど彼氏に会いたくなる。
彼氏は迷惑だと思う、だって外出するのが好きな人だから。
調子の悪い私と会ったら外出できないもんね。
それでも私を家に呼んでくれる、しみじみ愛しいと思う。

布団に横たわったまま、座椅子に座った彼氏に手を伸ばす。
私の1.5倍はあろうかと思う、ゴツゴツした掌を握る。

もし永遠があるのなら、この瞬間が永遠になればいいのに。

一瞬そう考えたけど…

こんな乙女チックな発想をしてしまうなんて、
私は本当に弱っているんだなぁ、と思った。

基本リアリストなもので、永遠なんて発想はしませんからー。


私を寝かせたまま、彼氏が食材調達のため買物に行ってくれた。
その間、少し寝てたのかな？怖い夢を見た。

たくさんの手が下から伸びてきて、
足首、腰、手首、そして首を押さえ付け、徐々に絞めてきて…

彼氏が帰ってきたのにも気付かず、うなされていたみたい。
本当に怖かったけど、「夢だから大丈夫」そう言って手を握ってくれた。

その後、安心しきって爆睡してしまいましたヾ(´ε｀*)ゝ



なんだか微妙な日記になってしまって申し訳ない。



あ、でも、悪循環を断ち切る方法は知っているから大丈夫。

ゆらゆら頼りないけど、打たれ強いからね、私。
あれだよ、あれ。柳の木みたいな感じでね。